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シングルポイントレーザー振動計 OMS LaserPoint LP01

OMS LaserPoint LP01は操作が簡単であらゆる表面に対応できる非接触レーザー振動計です。
5メートルまでの被計測物を、光学的・機械的調整無しですぐに測定できます。

出力は被計測物表面の振動速度に比例したアナログ電圧なので、オシロスコープやスペクトラムアナライザ等で直接解析できます。 また、2種類の速度レンジとローパスフィルタアレイが装備されており、出力信号を最適化することができます。
オプションでデータ収録デバイスおよび解析ソフトウェアが用意されています。

OMS LaserPoint LP01は革新的なセルフミキシングレーザーダイオード技術を採用しています。
これにより干渉計がシンプルな構成になり、従来のレーザー振動計に比べてコンパクトで堅牢なデザインが可能になりました。

特徴

構成

OMS LaserPoint LP01振動計は、特許取得済みの電気光学的構成に基づいています。システムは、ケーブルで接続された、 2つの装置:光学ヘッドとエレクトロニックコントローラーで構成されています。

光学ヘッドには、高速フォトディテクタ内蔵の近赤外レーザーダイオード、Acousto-Opticモジュレータ、ビーム照準補助用の赤色半導体レーザーが含まれます。
コントローラには、デモジュレータ、信号強度インジケータ、2つの選択可能な速度範囲、ローパスフィルタアレイのオプションが含ます。

主な仕様

速度範囲 5μm/s ~ 800 mm/s (1)
振動周波数範囲 0.01Hz ~ 20kHz 2 (2)
ワーキングディスタンス 1cm ~ 5m
変位範囲 0.04nm (at 20 kHz) ~ 120mm (at 1 Hz)
オプティクス コリメート(フォーカシング不要)
表面反射 被写体の直接反射
信号出力 アナログ速度、 10.7MHz FM信号
寸法 レーザーヘッド:24 x 11.4 x 7.6cm
エレクトロニックコントローラ:30 x 22 x 6cm
重量 レーザーヘッド:1.4kg
エレクトロニックコントローラ:3.9kg
ローパスフィルタ 1, 2, 5, 10, 20kHz
出力電圧(最大) ±10V
レーザ 780nm, <15mW, クラスIIIb
650nm, <1mW, クラスII
電源 100〜230VAC at 50/60 Hz
温度範囲 3~45℃

(1)範囲外の速度も“LaserPoint”で対応可能です。お問合せください。
(2)20kHz以上の周波数も“LaserPoint”で測定可能です。お問合せください。

アクセサリ

専用三脚

このManfrottoの黒アルマイト三脚は、非常に高い安定性と柔軟性を持ち、すばやい高さ調整、ロック、持ち運びが可能です。
三脚ヘッドは、パン・チルト操作、振動計のクイックスナップイン/リリースが可能です。

延長ケーブル

レーザーヘッドとコントロールボックスを離す必要がある場合、最大5mの延長ケーブルがございます。

データ取得システム

以下2つの、Laser Pointと使用可能なナショナルインスツルメンツのデータ収集システムがございます。

  • ポータブル4チャンネル、最大100 kS/秒、 USB 2.0ポート
  • 8チャンネル、 400kS /秒、 USB 2.0ポート

ソフトウェア

速度データを取得し、FFT処理を行い, 受信信号を速度、加速度、変位のユニットに変換する、いくつかのソフトウェアがございます。

アプリケーション

オーディオ、楽器

OMS社のレーザー振動計は、オーディオスピーカーの直線性と周波数特性の研究に、また楽器の振動の定量化に利用可能です。


シングルポイントレーザー振動計を利用し、2本の似たギターの振動の比較


グラフはそれぞれのギターで単音を鳴らしたときの振動の測定値です。茶色のギターの方が、はるかにスムースな振幅の減少を示しています。

構造保全

コンクリート柱内のダメージの存在が、OMS 振動計によって確認されています。


コンクリート柱損傷テストのための、シングルポイントレーザー振動計の照射


柱が損傷を受けるにつれて柱のピーク振動周波数が変化していきます。