KoncertoⅡ

KoncertoⅡ はハイレベルのシステムコントロール性能と高度な解析能力を併せ持った統合型PIVソフトウェアです。

各種計測用カメラ、レーザー、周辺機器を幅広くサポートしており、PIVPLIF等のようなレーザー計測・イメージング計測のプラットフォームとしてデザインされています。

アルゴリズムにはドイツ航空宇宙局(DLR)にて開発された最先端のディフォーメーションコリレーションの他、 時系列PIVで正確な周期性の解析が可能で時間的補間機能も持つ時系列PIV用アルゴリズム、マイクロPIVで時間平均せずにブラウン運動の影響を除去し時系列解析を可能にするSAT-PTV等もラインアップしております。

国産初の本格的な統合計測プラットフォーム

PIV解析、PLIF解析をはじめさまざまなイメージング計測をサポートすることが可能な構造です。

様々なカメラをサポート

高感度カメラ、高速度カメラをはじめさまざまなタイプのカメラをコントロールすることが可能です。KoncertoⅡはカメラやコンポーネントの増設に対応しやすい基本構造になっており、カメラ等の新製品が開発された場合にもいちはやく対応できます。カメラの対応状況についてはお問い合わせください。

デフォーメーションコリレーションアルゴリズム搭載

中央差分法による全画像ディフォーメーションコリレーションにダブルコリレーションや位相フィルター等を組み合わせた複雑な処理を行います。これらの複数の処理を高度に最適化しているため、高速処理が可能な高性能アルゴリズムです。PIVにおける代表的なエラーであるピークロッキングをほぼ0にすることが可能で、高精度の解析が可能です。

時系列PIV用FD4コリレーション搭載

時系列PIVのメリットである各データ間の時間的な連続性を利用して時間方向の周波数分析やフィルター処理等によりバリデーションや時間的補間を行うアルゴリズム(※1)です。詳しい内容については時系列PIV用FD4コリレーションのページをご覧下さい。

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マイクロPIV用SAT-PTVアルゴリズム搭載

通常マイクロPIVではブラウン運動の影響を軽減するためにアベレージコリレーション(時間平均相関法)を利用していますが、 時系列マイクロPIVでは瞬時速度情報の解析が必要なので、時間平均法は利用できません。SAT-PTVは空間平均法によるマイクロPIV用アルゴリズム(※2)で、時系列マイクロPIVで瞬時速度の解析が可能です。詳しい内容についてはマイクロPIV用SAT-PTVアルゴリズムのページをご覧ください。

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PIV画像用位相フィルター搭載

流体計測では壁面や模型近傍の境界層の計測が重要ですが、PIVは画像計測であるため、壁面近傍の計測では誤差が大きくなります。 位相フィルターは壁面のように画像が急激に変化する部分に対して有効なフィルター技術です。

分散処理と自動解析機能

最近のPIVアルゴリズムは計測精度の面では飛躍的な進歩を遂げていますが、複雑な処理をするため、 従来のFFTのようなアルゴリズムに比べると処理に時間がかかります。また特に時系列PIVでは処理する画像の枚数が多いので、解析にかかる時間もそれだけ長くなります。

分散処理オプション

KoncertoⅡではLANで接続された複数のPCによる分散処理機能をオプションで用意しています。

スプリクト機能

KoncertoⅡでは⊿Tやキャリブレーションなどのパラメータの異なる複数のプロジェクトを一括処理が可能なスクリプト機能をオプションで用意しています。例えば合計で10時間程度かかる複数のプロジェクトの処理を帰宅時にセットしておけば翌朝にはすべての解析を済ませることができます。

DT accurate – ⊿t自動補正機能(オプション)

超高速流や微小スケールの高速流等、極小⊿tが必要な計測で高精度を保証する機能です。実際のダブルパルスレーザー光の間隔を高速フォトディテクターで直接測定し、測定値を自動的に速度計算値に反映することにより、ビルドアップタイム誤差等タイミング系微小誤差を自動補正します。詳しい内容についてはDT accurate – ⊿t自動補正機能のページをご覧ください。

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Koncertoユーザーサポートサイトのご提供

KoncertoⅡ・KoncertoLIFの最新情報のご紹介や、マニュアル・更新プログラムのダウンロードなどがご利用いただけます。

Koncertoユーザーサポートサイトのご案内

※1 時系列PIV用FD4コリレーションは、東京工業大学 宮内・店橋研究室にて開発されたアルゴリズムで、特許技術となっております。
※2 マイクロPIV用SAT-PTVアルゴリズムは、慶應義塾大学 菱田・佐藤研究室にて開発されたアルゴリズムで、特許技術となっております。